2006年11月 1日 (水)

海を越えた紅葉。THEGRUDGE2

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 八千代の珠にと賜わりし人のてしおの

 もみじ愛で

・・・

・・・

いろいろな人の

ほっこりな心根が

ひょっこり顔を出してくださり

温もり染み入る季節。

若さは自然からの贈り物、歳を重ねるのは芸術作品
、という友のくれた言葉を思い出し

新たに心の花明かりを灯らせる、誕生月です。

そして、今年の出会いの一つが

海の向こうで紅葉のようです。

ほんの僅か出演させていただいた映画

公開。

溝口監督黒澤監督小林監督作品など

日本情緒の美しさを大切に思うゆえ、

″日本人監督・スタッフ、

 日本人の生理・五感で創った作品で

 ハリウッドに挑む”

という監督の船出の場に参加させていただけることは光栄でした。

あとに続く方々の為のパイオニア的お仕事に

心打たれます。

・・・

現場スタッフさま達がとてもステキでした。

私よりお若い方々?ばかりで爽やか!そして、


違う国の人どうしがひとつのものに向かうため

対等に敬い居る雰囲気。

そんな皆さんのクリエイティブな清清しさが

プロフェッショナルな平等さ真摯さを生み出していて、

神聖な空気流れる場所だったように覚えています。

心あらわれるこの感覚は印象深く残っており、

それぞれの国の文化や芸術、仕事場・仕事びとを敬う気持ちは、

崇高な合理性なのだと感じました。

・・・

・・・

                                                     

                    

     

                                                    

                                 

        

寒くなりましたが

今年の冬も雪積もるでしょうか。。。

東京で少し積もると
愚かと知りつつ異様にはしゃいでしまいます。

昨年は、お約束で


イナバウアー

・・・と、嬉々してましたが

いい歳だし面白いの自分だけだし・・・恥ずかしい1年前でございます・・。

雪が降ると必ず思い出すこと。

昔、大雪が降った後

友達と通りを歩きながら若気の至りで喧嘩になりました。

友達がガーーーとすさまじくキレて

「ふざけんな!!」と思いきり電柱を蹴った

・・・その迫力に一瞬シーン。。。

と、直後

電柱に積もってた雪が本人にドサッ。

雪だるまになってきょとんとする友達。。。

蹴った→落ちた、の絶妙なテンポ。

ドリフか!と、

喧嘩を忘れて大爆笑。

いつも絶妙なタイミングで笑いの神を降ろす、

偉大な愛すべき友に、

雪の街を歩くといつも思い出して一人で笑っちゃうんだよね〜と久々に言うと、

実は自分も同じだ、と言ってくれました。

ちきしょ〜ニクイじゃないか(涙)。

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2006年10月10日 (火)

PapaCapsule

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『もうじき生まれてくる子供のために

自分の紹介ビデオをとってほしい、

そういって十年ぶりにエリカの前に

幼なじみのマサが現れるところから始まる物語。

マサはビデオに何の想いを託し何処へ行こうとするのか?

それを引き受けたエリカの心の中に蘇る、

なくしてしまった大切な遠い日の思い出とは・・・。』

10月15日から、

TOKATU InternationalFilmFestival招待作品上映で

出演させていただいた、河井青葉さん主演「Papa Capsule」が公開になるようです。

モデルとなった、

青い海を背景に潮風の中を

地域の方々と元気に挨拶を交わしながら

颯爽と歩きまわっている藤沢フィルムコミッションの方々の姿が、

水面を跳ねる白兎のような波と重なり、

とても素敵な景観でした。

久々に海に出た瞬間、汐の香りが、

なにゆえとなく胸懐の匂いがして、

ふいにむせび泣きがこみ上げました。

遠くから還ってきた、偲びの琴音をふるわせる想い 。

・・・Papa Capsuleの中に

こんなふうな何らかの’匂い’が

せつなく、優しく、吹き通っているのかもしれない。

そしてそれが

観てくださる方々に何かを運ぶ風だと

嬉しいかもしれない。

そんな風に、思います。

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・・・

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触れる機械が故障するメカキラー所以、

お久しゅうございます。

画像が綺麗!!という理由で、

変更登録面倒くさいよ苦情ニモ負ケズ

購入した携帯の、

肝心のカメラ機能がすぐ壊れ、

普通機能までも、何だかおかしい・・。

昔働いていたオフィスでは

触ったパソコンが次から次へと

ピーーピーー鳴り出して

パニックでとりあえず全部ダンボールに入れ洋服などかぶせて蓋をし

真冬に拾ってきた子猫じゃないんだから

とかツッコんでいただいたものの、

あらゆるところからうっすらぴーぴー鳴ってることが気になってしまうオフィスは

結局一日仕事にならず、、。

気まずいことこの上なく

辞意を固めた一日でした。。。

そんなことはさておき!

江ノ島水族館の

小さいくらげがたくさん浮遊する水槽が

神秘的で感動。。。

みんなでかじりついて眺めました。

ああいうとき必ず人々にはムツゴロウさんが憑依します

クラゲの群れとムツゴロウさんの群れのひととき、
江の島水族館。。。

ひと夏の善き思い出です。

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2006年1月 9日 (月)

みかん色の温もり。愛媛。

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明けました・・・

 

どうぞ今年もよろしくお願い致します。

 

皆様の一年が、日の出のように、

 

あかるいものでありますようお祈りいたします。。。

 

新年は故郷愛媛に帰省。

 

車窓の旅をしたく初めての列車帰郷。                                             

 

瀬戸大橋から見た海に浮かぶいくつもの小さな島々に感動。

 

~ちはやぶる神の昔、大山祇のなせるわざにや~芭蕉。

 

なんてところでしょうか。

 

以前、innnerchildさんの舞台で

 

「古事記」のイザナミノ命を思わせる役を演じたので、

 

母性的な目線で、神秘的な日本情緒を堪能。

 

母性といえば・・・

 

心のふるさと、学生時代の友人たちの、

 

子供を抱くしぐさから出る母性、

 

子供に合わせて子供になる表情、

 

無心にいくつもの顔を出す母の偉大さに見惚れました。

 

育児日記の、

 

命の一瞬一瞬を丁寧に受け取り育む様に、

 

涙が出ました。

 

尊敬と共に、人として遥か遠くへ成長してゆく友からどんどん置き去りになる予感に、

 

私はこれでいいのか、と自問し、ふと淋しくなった瞬間でもありました。

 

 

 

 

 

 

たくさんの思い出詰まる愛媛。

 

夕日が地平線に鎮みゆくのを見届けたみかんの丘、

 

複雑な感情をやさしい波の音で受け止めたりこたえたりしてくれた瀬戸内の海、

 

心を古き善き情緒にかえしてくれる城下町、、、

 

 

など様々ありますが、

 

宝箱の中から一つ、

 

ある担任の先生のこと。

 

 

 

理不尽への怒りが積もり、故意にはみ出していた私が、

 

年輩の先生たちにつかまり怒られると、

 

真っ青な顔して飛んできて私の事で頭を下げてた

 

若く生真面目な先生。

 

 

 

 

言う事を聞く気がない私に

 

ひたすら一方的に迷惑をかけられた一年だったと思います。

 

時が経って再びその先生が担任になりました。

 

その時期、私は色々と辛いことがあり内心最も苦しく絶望的でした。

 

表には絶対にわからないよう平常に振る舞っていましたが、

 

 

授業が終わると、その担任の先生に「ちょっと」と呼ばれました。

 

弱ってる私を見透して、この機会にお説教かと、

 

強固な姿勢で先生の待つ廊下の隅へ。

 

 

すると、

 

「人生は長いから。

 

今とても苦しくても、人生は長いから。

 

今のことは、“あんなこともあったな”って思えるようになるから。。。」と、

 

何も聞かず、ただそれだけを真摯に言ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

不意に涙がどっと溢れてきて、

 

どうしていいかわからなくなり、

 

頷くだけが精一杯で、逃げるようにその場を去ってしまいましたが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時、ただ頷くだけで言えなかったありがとうの代わりに

 

進学校なので真面目に勉強に取り組んでみました。

 

先生は、

 

これが本当の私だとずっと思ってたと言ってくれました。

 

 

 

 

 

大人になって気付きました、

 

どんなことをしても決して私に怒りを投げつけず、

 

グッと感情を飲み込んでた先生の、真の強さを。

 

 

私を信じようとする慈悲深い剛さが私を救ってくれたのだということを。。

 

 

 

 

この日の出来事は私に、

 

瞬間の苦しみで命を潰さないよう生きていく智慧、

 

そして何より、無償の愛は人をこんなにも掬えるという、

 

人生でとても重要な事を教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

それだけでも、

 

生まれてきてよかったと思える宝物になるのかもしれません。

 

 

 

 

この事を思い出す時、同時に、

 

オードリー・ヘップバーンの映画での、好きなシーン、

 

 

 

「人は、どう扱われるかで、変わる。そのように成る。」

 

というようなニュアンスのセリフが、

 

教訓として思い浮かびます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

おかげさまで、時が経った今、私は元気です。

 

 

 

 

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2005年12月28日 (水)

感謝をこめて。

見空げれば 朧に吸われし 路便

                  

こんにちは。 今年もいよいよ終わりが近づきました。

一年間、

とてもとてもお世話になりました。

心から、

ありがとうございました。

 

 

皆様は

今年どんな年でしたでしょうか?

私の今年は

色々なことがありました。

爆笑の末、机に顔面突っ込み額が明石焼のようになる、

ロケ先で知らぬ間に失踪しちゃったことになる、

       

喋ってみようと買った落語本がまさかの全て艶もの集、、

と、、珍事はさておき。

今年は、

酷しい別れなどいろいろあり、

起こっていく事に対して感情が動かなくなってゆくに反比例して、

古くからの友人は家族のように寄り添う言葉で、

日頃から人の心を生業としている芝居に携わる方々は、弱さや傷にとても優しく、

居て下さり、

淡々とした中でも心はとても救って頂けていたように思っております。

運命のほうの道が消え、

宿命のほうに連れ戻された気がして、

このことが絶望なのか、試練なのか、幸せなのか、

これから徐々にわかっていくのかもしれません。

真夏に大きな落雷の音が二つ鳴り、ひまわりが哀しい花となりました。

泣き暮れる人をぼんやり見つめ、助けられた命を考えながら

私は過っていたのか、懸命だったのか、わかりません。

それぞれ悲しみは絶えないのかもしれないけれど、

バカ笑い出来る日もあったのは、

ささやかに心臓の歩幅を合わせて歩いてくれた人、

救いの手、

今迄皆さまに頂いたかけがえのない言葉、

のおかげに他なりません。

心から、この一年、本当に、

感謝申し上げます。

来年は、もっともっと、

脚本を書いた人の想いや作品を観る方々の気持ちが報われるような、

役割をしっかり果たせられる役者でいれるよう、

精進致します。

皆様や、皆様の大切なご家族ご友人の、

ご健康、ご多幸を心よりお祈り申し上げます!!

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2005年12月23日 (金)

梨田碧先生

そんなこんなな思い入れによって

念願だった小学校教師役、梨田碧先生で参加させて頂いております。。

しっかりはしてるんだけど、恋愛に極端にシャイだったり

天然な先生。

生徒との関係、恋する岩村先生とのやりとりなど

台本がとても面白くて

これは、色々なアイデアを用意していかなきゃ!、と、わくわくしながら考えていく。

しかし、現場に行くと、監督は、私なんぞとは次元の違う面白い頭の中を持つ人。

全て監督の指示通りの傀儡に徹せられる幸せを味わせていただきました。

演出プランがほのぼのするユニークさで、

見る人も純粋な気持ちで楽しめる、

そんな、おもちゃ箱のような映画だと思います。

・FC東京国際映画祭キネマ旬報賞受賞「恋3」DVD発売中、7月ネット配信。

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2005年12月21日 (水)

映画「恋3」

もうすぐ「恋3」のDVD発売です。

脚本は山崎淳也さん(日本一短い母への手紙、星の金貨など)・もりはたさわさん、

監督は加藤肇さん、

主演はかわいい小学生の子供たち。

ちょっとませてるけど不器用な小学生の子供たちの

恋や友情のあれこれを

ユーモアいっぱいに描いた作品です。

子供の頃には、星の王子さまが言った

「目に見えない本当に大切なこと」が人間関係に存在している、

宝物のような独特の世界・感性が

あったと思う。

それは、大人になっても、

ジャングルジムやブランコなどを見ると、

心の片隅から何ともいえない気持ちとなってよみがえってきて、

子供の頃にしか見えない宝物があったことを

思い出させてくれる・・・

そんな素敵な世界観を思い出させてくれた作品です。

・・・・・

・・・・

・・・

・・

小学校6年生の時、学校の屋上から、

翳る心で町の灯を見ていました。

担任の先生が

屋上から望遠鏡で星を見せてくれました。

星が飛び込んできて世界が広がったこの瞬間、

初めて、何かと寄り添っているようなやさしい気持ちを知りました。

どこにいても、夜空はいつもあの時のまま、

心を独りにしないでいてくれる還る場所のように、ほっとします。

ふと、

この年埋めたタイムカプセルに何と書いたのか、

すごく気になってきました。。

戻りたい過去は無いけれど、

タイムマシーンで遊びに行けるとしたら

タイムカプセルを埋めている6年松組に行ってみたい。

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